2018/09/06-09 飯豊山へ -3日間ずっと雨具着用ー

画像

飯豊山は2013年に会津旅行をした時に天気が悪
くはっきりと見えなかったが結構残雪がある山
が飯豊山だと教えてもらったのが初めて。一度
は行って見たいとずーっと思っていた。今回思
い切って飯豊山、大日岳の3泊4日のツアーに
参加した。一日目は東京駅を出発、前泊地の飯
豊町がまの湯温泉まででこの一日だけ晴れ、登
山中は雨具をずっと着たままの山旅、そして楽
しみにしてた大日岳までの尾根歩きも中止にな
り、ちょっと残念な山旅になったが、飯豊山が
主に花崗岩からなってるのを知ったのと、その
東北の大きな山塊歩きをちょっと味わえよかっ
た。

飯豊山<2105m>(日本百名山)、地蔵岳<1538m>
雨、雨、霧 24.3Km +2536m -2528m 

<6日>東京駅~がまの湯温泉

東京を9時に出発、ひたすら車に揺られ前泊地
へ。車中では大半が睡魔に襲われ記憶が少ない
。時折目を開けると青空が見え、稲が実り、色
着いた田園風景が飛び込んでくる。16時前に旅
館に着いた。夕食は食べきれない量の料理、大
分余してしまったがアケビ料理は初めてだった


<7日>大日杉登山小屋~切合小屋
雨のち曇り 8.3Km +1490m -355m
大日杉登山小屋6:05→6:38ザンゲ坂下6:43
→6:48ザンゲ坂上6:51→7:04休7:08
→7:27長之助清水分岐→7:36御田7:41→8:15休8:26
→9:01滝切合9:09→9:43地蔵岳9:52
→10:28語らいの丘10:34→11:00目洗い清水11:20
→12:06休憩12:10→12:19御坪12:23→13:09休13:13
→12:35飯豊山の穴堰→13:42切合小屋

朝食の弁当を食べ雨具を着て5時過ぎに旅館を
出発、登山口の大日杉登山口へ。雨は降ったり
やんだり。大日杉登山口を6時に出発、そうそ
う栃の実が一杯落ちていた。もうそんな時期。
約30分でザンゲ坂、鎖が付いている。登りは問
題ないが下りは滑りそうで鎖必須だろう。標高
差25mぐらいの登り。ホツツジが咲いている。
道は根っこが多く傾斜もそれなりにきつい。御
田には大きな杉、横に伸びる枝が棟方志巧の作
品の様に立派だった。雨は降ったりやんだり、
足元が悪いのでひたすら下だけ向いて登る為、
きれいなブナ林を見落としそう。足元見ながら
ショウジョバカマノ葉っぱだ、イワカガミの葉
っぱだ、オサバグサの葉っぱかな?なんて呟き
ながら黙々歩く。道は浸食され結構歩きにくい
。ミヤマママコナは結構咲いていた。標高1400
m付近でやっと展望があり、飯豊山はあれかな
?立派だが無名峰だとか。地蔵岳へ向かう登り
で磐梯山が見え、吾妻連峰も見えた。3時間半
で地蔵岳到着。地蔵岳からは尾根歩きだが100m
ほど下りそこからの尾根には展望があった。花
はエゾシオガマ、コウメバチソウが残っていた
。雨も上がり展望もありちょっとうれしくなっ
た。語らいの丘と目洗い清水の中間点辺りで雨
具の上を脱ぎちょっと気分が軽くなった。雨具
の下は途中藪漕ぎがあるので脱がない指示が出
た。目洗い清水を過ぎて無名峰の奥にちょこっ
と飯豊山が見えたが遠い。笹が多くなり笹の藪
状態が始まる。ちょっと砂地が出て来るとミヤ
マコゴメグサが可愛い。御坪への登りにかかる
と切合小屋が見えた。まだ遠い。この辺りに来
るとダケカンバが立派だ。御坪には祠がある。
マツムシソウがちょこっと残って居る。標高が
1700mを越え南西方向から北西方向に向きを変
えると少し沢へ下る場所に来るが、ここは沢も
あり、なんか柔らかな感じの場所、時期にはお
花畑かも。チングルマの果穂も見られる。ここ
からが大変、笹道で横に寝た笹茎が残り滑る。
再びお花畑のような沢場所を登る。イワイチョ
ウが残っていた。登り切ると突然広い白い砂の
尾根、花崗岩の風化だ。前方左には飯豊山から
伸びる尾根に少し雪渓が残り、尾根沿いに雲に
隠れた大日岳も見えた。明日はあの尾根か!切
合小屋の屋根が見え、無事小屋に着いた。汗を
びっしょりのシャツを着替えてすっきりして、
ちょっと高い缶ビールで喉潤した。明日天気突
然変わって欲しいと願う。夕食はカレーライス
、昔風のカレー美味しかった。


6:08 大日杉跡
画像

6:48 ザンゲ坂
画像

7:26
画像

7:38 御田の杉
画像

7:55 根っこ道
画像

9:11 右が地蔵岳 先は無名峰
画像

9:51 地蔵岳にて
画像

10:03 尾根道
画像

10:36 語らいの丘の先
画像

10:53 西吾妻 と 磐梯山が見える
画像

11:20 
画像

11:36 藪漕ぎ
画像

12:16 ダケカンバ
画像

12:59
画像

13:13 切合小屋と飯豊山が
画像

13:17
画像

13:36 あそこを越えれば小屋
画像

16:57 夕ご飯 美味しかった(自分の寝床で食べます)
画像

<8日>切合小屋~飯豊山~切合小屋
雨 7.4Km +718m -718m
切合小屋5:54→6:29休憩6:30→6:39草履塚
→6:58姥権現→7:05御秘所→7:32御坂前→8:02水場
→8:11飯豊山神社8:19→8:38飯豊山8:42
→9:02飯豊山神社9:25→9:53御坂前
→10:05御秘所10:12→10:45草履塚→11:20切合小屋

朝食は5時15分、卵かけご飯と味噌汁を食べて
6時出発。やはり小雨の中雨具を着て出発した
。大日岳までピストンの予定だが天気の状況を
判断しながら進む事にするとのこと。周囲はガ
スって何も見えない中を歩く。砂地の平らな尾
根を暫く進み、そして草原の様なところを徐々
に登って行く。アザミやアキノキリンソウの様
な花が残って居る。草履塚までは標高差150m、
40分ちょっとだ。まだ周りは真っ白で何も見え
ず。少し先に進むと70mほど下る所に来た。下
に姥権現(女人禁制時代に登った女性が石にな
ったとか)が見え、岩場の御秘所も見えた。そ
してその先に飯豊山が雲の合間にちょこっと見
た。岩場の御秘所を通り、御坂前を過ぎると山
肌が少し紅葉っぽいガレの登りになった。約70
mの登り、傾斜はきつい。そのあとは広い砂地
の尾根になり、水場の標識も。そしてぼんやり
と本山小屋が見えて来た。約2時間ちょっとで
飯豊山神社がある本山小屋に着いた。ここでも
ガスってなにも見えず。ちょっと休憩して飯豊
山へ進む。ぼーっと霞んで見える飯豊山は近い
。10分程で到着。なんとか飯豊山山頂に立つこ
とが出来た。展望なし。ここで天候はこの先悪
くなる方向、冬山装備をしてないから撤退しま
すの説明・・・???写真を撮って引返し。風
は弱くなり大雨にはならないはずなのに・・・
。大人数なので安全サイドの判断なのだろう。
でも大日岳は体力的に行ける希望者との案内だ
ったが・・・。まあ、ピークハントではないの
で従うことにした。来た道を黙々帰る。周りは
真っ白、足元しか見ない修行歩き。本山小屋に
戻り、大休憩。全員小屋に入れず雨の中で立っ
たままで???この小屋は色んなものを売って
いる。一番なのはイイデリンドウのバッチらし
い。そして入口にマジックで商品を書いてある
が「耳栓」「ストックキャップ」「玉葱」「ジ
ャガイモ」「桃缶」・・ユニークだ。小屋を後
に黙々と歩く。戻る道が見え、越えるピークも
見える。気落ちしてるので遠くに感じながら黙
々。イワカガミが一輪、コウメバチソウ、マツ
ムシソウがちらほら。御秘所付近にハクサンイ
チゲが数株残って居る。コケモモ、タカネコウ
ゾリナも。12時前に小屋に戻り、朝持って出か
けた弁当を食べる事になった。私は飯豊山登頂
したのでちょっと高いビールも付けて昼飯にし
た。さて夜まで時間は長い、どうするか?ちょ
っと雨が上がると外へ出て何が見えるか?テン
場も見学。昼寝をしてたら「テン場から大日岳
がよく見える」との声、慌ててまた外へ。歩く
はずだった大日岳への尾根がはっきり見え、歩
きたかった!しかし、アッと言う間にまたガス
の中に。小屋側からは西吾妻山や朝日連峰が、
遠く蔵王も見えた。そしてまたガスの中。17時
からカレーを食べ、早々に寝てしまった。

5:08 朝ごはん
画像

6:01 出発です
画像

6:54 御秘所が見えます
画像

7:10 御秘所
画像

7:24
画像

8:08 本山小屋が見える
画像

8:34 あれが飯豊山の山頂
画像

8:40 飯豊山山頂にて
画像

9:03 本山小屋前
画像

9:43 
画像

9:56 マツムシソウ
画像

10:12 御秘所
画像

10:16 ハクサンイチゲ
画像

12:06 昼弁当 と ビール
画像

15:19 ちょっと晴れ間が
画像

15:38 小屋内
画像

15:53 テン場から大日岳
画像

15:58 朝日連峰
画像

16:01 西吾妻連峰
画像

16:01 蔵王
画像

<9日>切合小屋~大日大杉小屋
霧 8.4Km +367m -1500m
切合小屋6:08→7:20御坪7:30→8:18目洗い清水8:26
→8:58語らいの丘9:02→9:31地蔵岳9:41
→10:08滝切合10:12→10:59御田11:04
→11:30ザンゲ坂上11:37→11:41ザンゲ坂下12:07
→12:23大日杉登山小屋

さて三日目果たして・・・霧、卵かけご飯を食
べて出発、雨具を着て。まずの難所は笹道のト
ラバース、雨に濡れた滑りそう。小川を越え、
木や草が濡れており雨具がないとビショビショ
になる。戻りの道でセンジュガンビが濡れて咲
いている。行に取り損ねたアカモノもゲット。
来た道を帰りますが真っ白。雨に濡れて足元か
ら目を離すとスッテンしそうでずっと下を向い
たまま、下りも登りも結構転ぶ人が多かった。
最後のザンゲ坂の下りは雨でぬれて鎖がないと
難しい場所、22名下るのに30分かかった。12時
半に無事登山口に到着。飯豊山の山旅が終了し
た。泊ったガマの湯温泉で汗流し、食事して帰
途についた。

6:01 小屋前で
画像

6:16
画像

11:41 ザンゲ坂
画像

12:21 大日杉小屋登山口
画像

今回コース
画像

画像


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック